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「よっしゃ! 今日から冬休みだー!」
12月20日の午前中。1年A組でヤンキー男子の一人が歓喜の声を上げた。
「ウチの高校、冬休み入んの早いらしいぜ。他は24日に終業式」
「マジで? ラッキー!」
男子達、嬉しそう…。
「ゆきのん、しばらく高校では過ごせなくなるね」
「さみしー!」
あかりちゃんはそう言って私に抱きつく。
昼休みに宙くんと2人きりで過ごす部屋、今週の月曜日に音楽準備室に決まったばかりなのにもうお休みなんて…。
腕組みをした美青ちゃんは呆れ顔になる。
「あかり、何言ってんの?」
「冬休み、みんなで遊べばいいでしょ」
耀くんはにこっと笑う。
「だね」
「たくさん遊ぼうぜ!」
明るく言う春くんにあかりちゃんは、ふっと笑う。
「たくさんかぁ、よーし! ゆきのん、冬休み、遊び尽くそうね」
「うんっ」
私は遊ぶ約束を交わした。
だけどあかりちゃん達4人も、
私達を黙って見守る宙くんも、どこか切なげな顔をしていた。
「よっしゃ! 今日から冬休みだー!」
12月20日の午前中。1年A組でヤンキー男子の一人が歓喜の声を上げた。
「ウチの高校、冬休み入んの早いらしいぜ。他は24日に終業式」
「マジで? ラッキー!」
男子達、嬉しそう…。
「ゆきのん、しばらく高校では過ごせなくなるね」
「さみしー!」
あかりちゃんはそう言って私に抱きつく。
昼休みに宙くんと2人きりで過ごす部屋、今週の月曜日に音楽準備室に決まったばかりなのにもうお休みなんて…。
腕組みをした美青ちゃんは呆れ顔になる。
「あかり、何言ってんの?」
「冬休み、みんなで遊べばいいでしょ」
耀くんはにこっと笑う。
「だね」
「たくさん遊ぼうぜ!」
明るく言う春くんにあかりちゃんは、ふっと笑う。
「たくさんかぁ、よーし! ゆきのん、冬休み、遊び尽くそうね」
「うんっ」
私は遊ぶ約束を交わした。
だけどあかりちゃん達4人も、
私達を黙って見守る宙くんも、どこか切なげな顔をしていた。



