最強総長は姫を眠らせない。🌹


 ピンポーン。
 インターフォンが鳴った。

「あ、誰か来た」

雪乃(ゆきの)出るな、このまま居留守で」

「え、でも…」

 ピンポーン。
 ピンポーン。
 ピンポーン。

 インターフォン連打……。

「うるせぇ」

「やっぱり私、出てくるね」
 私はむくっと起き上がり、ベットから降りる。

「あ、おい!」

 (そら)くんの部屋から出て居間に行き、インターフォンで確かめると宅配業者だった。

 (そら)くん、何か買ったのかな?

 玄関まで歩いて行くと、またインターフォンが鳴る。

「は、はい、今出ます…」

 ガチャッ。
 私は恐る恐る扉を開けた。

 宅配業者姿の耀(よう)くんの後ろで制服姿の美青(みお)ちゃんとあかりちゃんと(しゅん)くんは両目を見開く。

「え」
 私を含めた女子3人の声が重なった。

耀(よう)雪乃(ゆきの)がいるかもしれないから変装してくって言われて着いてきたけど、雪乃(ゆきの)やっぱりいた」
「なんで(そら)の家にいんの!?」

「ゆきのん、まさか同居!?」
 美青(みお)ちゃんとあかりちゃんが続けて尋ねる。


「やっぱ、同居してたか」


 耀(よう)くんは、にっこり笑う。