ピンポーン。
インターフォンが鳴った。
「あ、誰か来た」
「雪乃出るな、このまま居留守で」
「え、でも…」
ピンポーン。
ピンポーン。
ピンポーン。
インターフォン連打……。
「うるせぇ」
「やっぱり私、出てくるね」
私はむくっと起き上がり、ベットから降りる。
「あ、おい!」
宙くんの部屋から出て居間に行き、インターフォンで確かめると宅配業者だった。
宙くん、何か買ったのかな?
玄関まで歩いて行くと、またインターフォンが鳴る。
「は、はい、今出ます…」
ガチャッ。
私は恐る恐る扉を開けた。
宅配業者姿の耀くんの後ろで制服姿の美青ちゃんとあかりちゃんと春くんは両目を見開く。
「え」
私を含めた女子3人の声が重なった。
「耀に雪乃がいるかもしれないから変装してくって言われて着いてきたけど、雪乃やっぱりいた」
「なんで宙の家にいんの!?」
「ゆきのん、まさか同居!?」
美青ちゃんとあかりちゃんが続けて尋ねる。
「やっぱ、同居してたか」
耀くんは、にっこり笑う。



