「一人に戻った俺は親父と新たなアパートで暮らしながら未来を変える為」
「暴走族鬼雪を乗っ取って氷浦を潰すという計画で鬼雪に付き人として入った」
私は両目を見開く。
「高2で鬼雪4代目総長の雪平柾」
「高1のナンバー2森崎昌、ナンバー3緑野信の元で喧嘩のやり方を学びつつ」
「当時24歳の久世さんに武道を習って」
「雪平が卒業後、高1の春の内乱で、森崎と緑野を倒して乗っ取りに成功して総長となり総入れ替えになった」
「だから、一緒に付き人やってた耀をナンバー2」
「春をナンバー3にして」
「今、高校近くのマンションで一人暮らししながら暴走族氷浦を確実に潰す為に力をつけてる」
あぁ、そっか。
ぜんぶ、私のせいだったんだ。
だからお母さんは私に対していつもあんな態度で、
宙くんがもし、私と義兄妹にならなかったら、
あの日、夏祭りに行かなかったら、
総長になる道は選ばなかった。
普通のイケメン高校生として毎日青春してた。



