*
私の瞼がゆっくりと持ち上がる。
両目に光が宿り、ぱちっ…と開いた。
白い天井……?
涙でぼやけてよく見えない……。
「雪乃、起きたか」
え?
宙…くん?
「ここ、どこ…?」
「保健室」
「体育館裏から俺がここまで運んだ」
「そっか…ありがとう」
「ずっと起きたまま、手、握ってくれてたの……?」
「あぁ」
宙くんの寝顔、見たかったな……。
「寝てても良かったんだよ……?」
宙くんは切なげな顔をする。
「寝れる訳ねぇだろ」
あぁ、どうしよう。
もう、泣きそうだ。
「あかりちゃんと…美青ちゃんは…?」
「先生に見てもらったけど大丈夫だったから」
「耀と春と一緒に教室に戻って文化祭の打ち上げ行ったわ」
「先生は今職員室行ってていない」
「そっか…」
私は宙くんをもう見ていられなくて、
握られていない左手の甲で顔を隠す。
止まらない涙。
「雪乃、ぜんぶ、思い出したんだな」
私の瞼がゆっくりと持ち上がる。
両目に光が宿り、ぱちっ…と開いた。
白い天井……?
涙でぼやけてよく見えない……。
「雪乃、起きたか」
え?
宙…くん?
「ここ、どこ…?」
「保健室」
「体育館裏から俺がここまで運んだ」
「そっか…ありがとう」
「ずっと起きたまま、手、握ってくれてたの……?」
「あぁ」
宙くんの寝顔、見たかったな……。
「寝てても良かったんだよ……?」
宙くんは切なげな顔をする。
「寝れる訳ねぇだろ」
あぁ、どうしよう。
もう、泣きそうだ。
「あかりちゃんと…美青ちゃんは…?」
「先生に見てもらったけど大丈夫だったから」
「耀と春と一緒に教室に戻って文化祭の打ち上げ行ったわ」
「先生は今職員室行ってていない」
「そっか…」
私は宙くんをもう見ていられなくて、
握られていない左手の甲で顔を隠す。
止まらない涙。
「雪乃、ぜんぶ、思い出したんだな」



