宙(そら)くんは地面を思い切り蹴り飛ばし、空中で一回転し、久世(くぜ)さんの左胸に銃口を向け、2連射する。 久世(くぜ)さんは後ろにバク転して避けると、砂を掴み、宙(そら)くんの顔目掛けてバラ撒く。 ズズズッ。 宙(そら)くんは右足を滑らせながらも左手を地面に突いて右足が少し浅瀬の水に浸かる場所に着地すると、左手を突いたまま上半身を起き上がらせる。 「終わりだ」 久世(くぜ)さんは銃口を宙(そら)くんの左胸に向けた。 「宙(そら)くん…!」 私は立ち上がり、駆けていき、 宙(そら)くんを前から少ししゃがんで抱き締める。 バシュッ!