「障害物競走には、宇宙を超えるイケメン、黒沢宙くんとちょー美人な桜木美青ちゃんが登場しまっす!」
生徒会長が話し終えると、
「うおー!」
「キャー!」
男女共に盛り上がる。
「宙! 頑張れよ!」
春くんが声援を送ると、
パァンッ! と銃声が鳴り、宙くんが走り出す。
「キャー!」
「宙くん、速い! かっこいい!!」
女子達の歓声が上がる。
生徒会長がバンッ! と机を叩く。
「おおっと、白団、赤団、黄団、青団も追いついた!?」
「しかーし、障害物の女子達が立ち塞がります!」
「…って、だから視線怖いって笑」
隣の副会長が苦笑いする。
「わー、結ぶの苦戦してますねー」
「おーっと、黄団、女子泣かせたぞ!?」
「拒否られたかー!?」
マイクから生徒会長の声がキィィンと響く。



