対シンデレラ


でもそんな日がいつまでも続くはずがない。
私は不安と嫉妬で狂いそうになっていた
狂っていたかもしれない。

それでも甘い時の彼だけを信じていた。

メンズエステであまり稼げなかった私は、
気づけばAV女優になっていた。

自分の彼女がAV女優であることを簡単に許す彼氏が存在するのだろうか。

彼曰く「AVは風俗と違ってプロしかいない。汚いとは思わない。」だそうだ。

仲の良い事務所の社長を繋げてくれた。

スタイルをすごく褒めてもらえ、顔が気になるなら直してからデビューが良いと言われた。

整形費用は彼氏兼スカウトマンの彼氏が出してくれた。

おかげで1本数百万というギャラが出た。