孤独な総長


陸空「何って、お前理事長室に呼んだだろ」


うるさ

「はぁ、わかった。けど、要件は今ここで言え」


陸空「わかった。じゃあ質問するな
なんでお前ここにっ「待って」」

そう言って陸空の口をふさいだ

陸空「はぁ?なんで「理事長先生、静に」」

「理事長室に連れて行って」


陸空「えっ?あ…わ、わかった」


はあ、危なかった

今、絶対に誰かが見てた

しかも一人じゃなく、多数

でも良かった

肝心な話をする前で


そんなことを考えてたら、理事長室についた


ガチャ

うん、もう誰もいないな

陸空「おいっお前どういう風の吹き回しだ?」

「誰か聞いてた」

陸空「は?」


「私達の会話を誰かが聞いてた
誰かがどこかで見てたんだよ」


陸空「マジ? あっぶねー」

「はぁぁ、あっぶねーじゃねーんだよ
バレるところだったんだぞ」


まあ多分、『理事長とこんなに仲がいいのはなぜ』という疑問があるだろうな