行くともうみんな集まってた。

もちろん葵君も。




葵君とのことを知ってる嘉茄が

「葵君呼び出そうか?」

って言ったから


外に呼び出してもらった。


心のなかがず~っともやもやしてたから葵君に言ったらなくなるかなぁって

たぶん言ったら未練がなくなって結婚もできるかなぁって思って。



「ごめんね呼び出しちゃって」

「いや俺も呼び出そうとしてたし」


それから少しの沈黙。

それに耐え切れなくなって

「「あのさ」」

と言ったら葵君とハモった。


「先に言えよ。」

「葵君が先に言ってよ」