わたしの推しはオオカミ王子さま




よかった、昨日のは夢でりっくんは正真正銘私の推しで、みんなの王子。



顔がアイドルみたいにかっこよくて、優しくて、頭が良くて、運動神経だって抜群で、委員長まで務める完璧くんなんだから。



あんな変な夢を見ちゃうなんて私もそろそろ限界こえてキモオタに成り下がってしまう。


……もうなってる?うるさいよ!


いやでも、本当に良かった。推しは健在。

天然水になんの着色料も入っていない純物質な私の推し。




「そうなんだ。俺はなんとなく、蓮見が今日は早く来てるんじゃないかと思って頑張って早く来てみた」


「え!?エスパーなの!?りっくんってエスパーだったの!?」


「……ほんと、蓮見は面白いね……じゃあ、放課後教室で待ってるね?」