「では」


と、羽月くん?は、頭を下げている。
それにつられて、私も頭を下げて、羽月くんに引っ張られ外に出た。

そうして、車にのせられ、
羽月くんの家かな?(多分)に向かう


「はぁー疲れた〜」


羽月くんが、ネクタイをゆるめてる…
なんかその仕草が…かっこいい?
うんうん、私も疲れた…。

…あれ?さっきと全然声が違う?


「はぁー」


えっ…
えっ、…は、羽月くん?!

なんで…私の肩に…よっかがってるの?


「すぅーすぅー」


えっ…横から聞こえる規則正しい寝息みたいのが聞こえて…

まさかって思ったけど…そのまさかだった…

寝てる…

うーん…動く訳に行かないし…
しょうがない…じっとしてよう…

羽月くんの方に顔を向けたけど…
綺麗な顔してるな…

そういえば…友達が言ってたかな?
学年1モテるって…

そんな人と私が…婚約者?
私には、もったいない人だよ…

羽月くんはそれでいいのかな…?

私が婚約者で…