「おっ、着いたぞ、降りろ降りろ」


降りて目の前にひろがる
大きな和食屋さん。


「もう、お相手は、着いてるから急ぐぞ!」


と、お母さんとお父さんと、中に入る。


「月様ですね。暁様がお待ちです。」


と、店員さんが個室に案内してくれる。

個室の中には、美形な家族が…。
あれ?あの男の人、一緒のクラスの…確か…羽月くん?

その家族の正面に私達家族が座る。


「久しぶりだな!琉貴」


「おう!」


琉貴というのは、お父さんのこと。