だって、お姫様抱っこするんだもん…
そんなこと考えてても、怖いものは怖くて…
「…ぅ」
「…怖いなら、俺の胸に顔当ててな。」
と、言ってくれる。
…恥ずかしいって思ってたけど…
やっぱり怖さには、勝てなかった…
そうして、波乱のお化け屋敷は終了。
…すごく怖かった…
今は、学校の外のベンチに座っている。
「…もう絶対、無理…」
「…大丈夫。」
と、羽月くんは、頭を撫でてくれる。
「ご、ごめんね?」
「うん、大丈夫。」
ちょっとの間ずっと頭を撫でてくれた。
「もう!大丈夫!」
「ほんと?」
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