「あっ、私あっちで行ってくるねー!」


と、華琳ちゃんは人混みに消えった。

私、1人で呼び込みするの?
む、無理だよ……


「ねぇ、意味わかんない何その格好…」


と、男の人の声がして、上をむくと、
機嫌が悪そうにした男の人が。


「お、お兄ちゃん…」


「で、何その格好?」