ー2日目

未来君との生活が始まった

なんと驚くことに部屋が隣なのだ

なんだこれは、同棲と変わらないのでは?

未来君と朝ごはん

未来君とお昼

未来君と夕飯

わぁーーーーーー、幸せ


と、思っていたのは私だけだった

「紬、入っていい?」

「う、うん」

未来君が、わたしの部屋に!

「俺達の関係、まだ親にしゃべってないよな?」

「うん」

私達は親に内緒で交際をしていたのだ

「絶対に俺達の関係は隠すぞ、わかったか」

「はい」

「あと、家では未来君って呼ぶな」

「えっ、じゃあ…お兄ちゃん?」

未来君は顔を赤くして部屋を出て行った

未来君がお兄ちゃん

違和感しかない