これは私小坂 紬(こさか つむぎ)と彼氏兼兄小坂 未来(こさか みらい)の3日間の波乱の物語だ



ー1日目

私は一ノ瀬紬、高校2年生

私には去年から付き合っている彼氏がいる

「紬!」

「未来君!」

彼は小坂未来、高校3年生

未来君とは部活が一緒で仲良くなりカレカノになった

「今日どこ寄ってく?」

「いちご飴がい~なぁ」

「そうすしよっか」

未来君と毎日一緒に寄り道してから帰っている



「おいし~」

「紬、時間大丈夫?」

「やばっ!ごめん先帰る!」

「転ぶなよ~」

今日私にはお兄ちゃんとお父さんができる

私のお母さんは10年前に離婚してからずっと独り身だった

でも、同じ会社の先輩に告白されオッケーしたそうだ

そしてお母さんは今日再婚する

新しくお父さんになる人にも子供がいるらしく私の1つ上らしい

「ただいま~」

「紬、お帰り。紹介するわね、こちら紬の新しいお父さんになる人」

「はじめまして紬ちゃん。小坂健人です」

うわっ!めっちゃイケメン

こんなイケメンお母さんよく捕まえたな~

「はじめまして、一ノ瀬紬です!」

「明日から一つ屋根の下仲良くしてね」

「はい、ありがとうございます」

そう明日私は一ノ瀬から小坂に名前が変わる

そして健人さん、ううんお父さんの家で暮らす

「もうそろそろ息子も帰ってくるから、仲良くしてやってな」

どんな人なのかな

怖い人だったらどうしよう

「ただいま」

「紬~降りてきて~」

ちょっとゆっくりしようと思っていたら、帰ってきたみたい

「紹介するよ、息子の…」

「はじめて~!?」

そうそこには未来君がいたのだ

私は驚いて固まっていると、未来君も同じような反応をしていた

「あら~知り合いなの?同じ学校とは聞いてたけど」

「紬が、妹?」

「未来君が、お兄ちゃん?」

『えーーー!』