#妻たちの逆襲

レンタルスペースの近くのパーキングに

車を停め、中に入っていく。

旦那には駐車場に止めていいと伝え、

私の車が見付かったら元も子もないからだ。

先程仕事が終わって向かうと連絡があったと

会話した以降沈黙の時間が流れる。

事の重大さを義両親は気にしており

下手に口を開けないでいた。

しばらくすると車が止まる音が聞こえ

旦那がついにやってきた。

ピンポーンとインターホンが鳴り、

玄関まで出迎える。

ここまで来ると旦那は逃げれないので

義両親には待機してもらいドアを開け

いざ、旦那と対面。

「はっ?えっ!?絵里奈?なんで?」

目が飛び出るんじゃないかってぐらい見開いて

口はあんぐり空いて

心底驚いている旦那がそこには立っていた。

「とりあえず中入って」

と旦那の腕を掴み招き入れる。

「えっと…お邪魔します?」

自分でも何言ってるんだろうという感じで

頭をボリボリかいてついてくる旦那。

そこでリビングの扉を開けると

「はぁ!?親父とおふくろ!?」

と今まで聞いた中で1番の大声を発し

あまりの衝撃に腰を抜かして

「いや…なんで?」

と何故か私に助けを求めようとしてくる。

「とりあえず中入って座って」

淡々と促すように言えば観念したのか

おずおずと歩を進め、リビングに入った。

「そこ座りなよ。」

旦那だけなら立たせても良かったが

義両親がいる手前さすがにそれは出来ないと

ソファの対面に座らせるように指示をし、

私達3人はソファに座った。