仕事を辞めて専業主婦となった私は

家事と向き合う事になるが

必要最低限な家事しかして来なかったため

得意とも完璧とも言えない。

とりあえず専業主婦1日目やってみよう。

と朝起きようとしたら

「おい、お前はいつまで寝てんだよ。
朝飯は?ないのか!?」

と布団を捲られ叩き起される。

「へ?テーブルにパン乗ってない?」

「俺朝はご飯派だから。
今まではお前が働いてたから大目に見てたけど
今日からお前は専業主婦なんだから
ちゃんとしろよな。使えない奴が。」

なんて言いながら寝室から出て行ったけど

言い過ぎじゃない?と思いつつも

でも確かに専業主婦になったんだから

これからは勝より早く起きてご飯の準備を

しなくちゃいけない。と理解し

「ごめんなさい、明日からは朝ご飯はお米で
用意するから今日は我慢してね?」

とリビングに居た勝に声を掛けると

「よく出来た嫁なこと」

なんて言いながら仕事に行ってしまった。

まぁ今回の事は私が悪いので

気分を切り替えて家事をしよう。

と勝が仕事から帰ってくるまでの間に

洗濯物や掃除などをして1日過ごした。