チェックアウトをして、
親友とは駅前で別れて
家への帰り道昨日話した内容を思い出す。
勝は…どう思っただろう?
急に私が家から居なくなってどう感じた?
この3日間携帯への連絡はないけど
何かを感じ取ってくれたのかな。
彼女が言うまでは離婚の文字は
頭には思い浮かばなかったけど
そういうのも視野に入れて
考えないといけないのかもしれない。
ふとお腹を撫でると(ポコっ)って
初めての胎動を感じた。
んふふ、なんだかこのタイミングだなんて
励まされてるみたい。
そうだね、パパが全く変わってくれなかったら
ママと二人で過ごそうねと心の中で語りかけ
ふぅーっと深呼吸してから
再び家までの道のりを歩んだ。
「ただい…ま?」
誰も居ないだろうと思ってたけど、
一応声掛けたら何となく人の気配がする。
恐る恐るリビングに入ると
ソファに横たわって寝ている勝を発見。
「わー…ってん?あれ?」
テーブルの上にはビールの空き缶が置いてあり
それに驚きつつも、意外に家は綺麗かも?
と周りを見渡して思う。
絶対もっと散らかってるかと思ったけど
ゴミは纏められてるし、
洗濯物も脱ぎ散らかされてない。
「んっ…一美!?」
と声と同時にガバッと起き上がって
「急にビックリした…」
思わず驚いた声が出る。
「ごめん!今まで本当ごめん!」
唐突に言われ身構えてると
「俺、今まで甘えてた、一美の存在に。
仕事で疲れて帰ったら
一美が居るのが当たり前で
そんな一美に当たってばっかだった。」
真剣な顔しながら頭を下げる勝に
「それで…?」
謝ってもらうだけじゃない。
今後どうするかが大事だ。と先を促す。
「もう強い口調で言わないし、
お前なんて呼ばない。
家政婦みたいに扱わないし、俺も家事やる。
てゆーかむしろ俺との子供を
お腹の中で育ててくれてるからこそ
俺がやらないといけなかった。ごめん。」
「もういいよ、もう分かったから顔上げて?
勝がそこまで言ってくれて
反省してるなら大丈夫。
私こそ家開けてごめんね。」
そう言って恐る恐る勝に近付くと
フワッと久しぶりに勝に抱きしめられた。
親友とは駅前で別れて
家への帰り道昨日話した内容を思い出す。
勝は…どう思っただろう?
急に私が家から居なくなってどう感じた?
この3日間携帯への連絡はないけど
何かを感じ取ってくれたのかな。
彼女が言うまでは離婚の文字は
頭には思い浮かばなかったけど
そういうのも視野に入れて
考えないといけないのかもしれない。
ふとお腹を撫でると(ポコっ)って
初めての胎動を感じた。
んふふ、なんだかこのタイミングだなんて
励まされてるみたい。
そうだね、パパが全く変わってくれなかったら
ママと二人で過ごそうねと心の中で語りかけ
ふぅーっと深呼吸してから
再び家までの道のりを歩んだ。
「ただい…ま?」
誰も居ないだろうと思ってたけど、
一応声掛けたら何となく人の気配がする。
恐る恐るリビングに入ると
ソファに横たわって寝ている勝を発見。
「わー…ってん?あれ?」
テーブルの上にはビールの空き缶が置いてあり
それに驚きつつも、意外に家は綺麗かも?
と周りを見渡して思う。
絶対もっと散らかってるかと思ったけど
ゴミは纏められてるし、
洗濯物も脱ぎ散らかされてない。
「んっ…一美!?」
と声と同時にガバッと起き上がって
「急にビックリした…」
思わず驚いた声が出る。
「ごめん!今まで本当ごめん!」
唐突に言われ身構えてると
「俺、今まで甘えてた、一美の存在に。
仕事で疲れて帰ったら
一美が居るのが当たり前で
そんな一美に当たってばっかだった。」
真剣な顔しながら頭を下げる勝に
「それで…?」
謝ってもらうだけじゃない。
今後どうするかが大事だ。と先を促す。
「もう強い口調で言わないし、
お前なんて呼ばない。
家政婦みたいに扱わないし、俺も家事やる。
てゆーかむしろ俺との子供を
お腹の中で育ててくれてるからこそ
俺がやらないといけなかった。ごめん。」
「もういいよ、もう分かったから顔上げて?
勝がそこまで言ってくれて
反省してるなら大丈夫。
私こそ家開けてごめんね。」
そう言って恐る恐る勝に近付くと
フワッと久しぶりに勝に抱きしめられた。

