次の日下駄に手紙が入っていた

『昼休み屋上行きたい。保健室で待ってる。  羽月』

『羽月』

この名前を見るだけで心臓が飛び跳ねた

午前中の授業は全然集中出来なかった



昼休み、生徒会長の権限を使って屋上の鍵を借りられた

「羽月ちゃん行こう、屋上」

羽月ちゃんは屋上に着いてもなにもしゃべらなかった

「「………」」

少したって口を開いた

「…昨日、ビックリした。キスされて…」

「ごめん」

「…でも、嫌じゃなかった。私太陽君のこと…好き」

驚いた

羽月ちゃんが俺のことを…

「羽月ちゃん。順番違くなっちゃったけど…好きです。俺は絶対裏切らない。付き合ってください。」

「はい!」

羽月ちゃんは今までに見たことのないくらいの笑顔を見せてくれた