エピソード羽月

な、なんで。私が少し保健室にいなかった間に私が使っていたベッドにイケメンが寝ていた

本当だったらベッドから落としたかったが、そうもいかない

彼は顔が真っ赤で、息が荒かった

多分これは熱中症

今日保健室の先生は出張でいない

私は氷枕と熱さまシートを出した

氷枕を頭の下に入れようとしたとき、彼に手首を捕まれた

ドキッ///

意識が朦朧としているのはわかっているけど…


少したつと熱が逃げたようでぐっすり寝ていた

私はベッドの隣に椅子を持ってきて座った

本当きれいな顔

鼻は高いし、色白で

「…カッコイイ」


私もいつのまにか寝ていたようで目を覚ましたときには彼はいなかった

そして私にはブランケットがかかっていた

「カッコイイだけじゃなくて優しいんだ」