ペンをスラスラと走らせていく。 思ったよりも早く終わったかも。 ふぅ〜。 ため息を吐いて日誌を渡しに職員室に向かおうと席を立って歩き出した時だった。 ………パシッ。 「やっとつかまえた」 私の腕を掴んだのは…… 後ろを振り向かなくてもこの声は知ってる… それでも片桐くんが…どうしてここにいるの… ……ズキズキ。 ……胸が苦しい……。 紛れもなく話したかった。 勇気がない私に対して片桐くんはいつも心のままに行動してて、