………… 私たちは一体何分抱き合っていたのだろう しばらくしてから顔を上げた片桐くんだったけど、 「マジで焦った……」 そう呟くと再び私の肩に顔をうずめる。 ち、、近すぎるよ……ーー。 これ以上心臓がもたないから! でも私がこんな表情にさせてしまってるんだ。 片桐くんに近づいちゃダメだ。 改めて痛感した。