「妹が引き合わせてくれたのかな〜」


空を見ながらボソッと呟く片桐くん。




そうだとしたら私にとっては感謝でしかない。



ありがとう…。



目を瞑ってそう思っていると…





優しく手を握ってくる片桐くん。




「でも、そうじゃなくても俺は美凛を好きになってた。愛してる美凛  」