運命の恋は、お預けです。



「ん?」


俺は、雪を見上げて聞く。


「お名前を…」

「あー、月 夜斗だよ。」


…やっぱり覚えてないか


「なんで、俺の名前知りたかったの?」

少しの期待を込めて聞いた。

「あ、えーと、単純に、名前が知りたかった」

やっぱり、覚えてない…

「のと、夜斗さんがすごく
小さい頃にあった初恋の子に似てたので、」

「まぁ、その子への初恋はまだ終わってないのに、名前忘れちゃったんですけど。
あだ名だけ覚えてて、ないちゃんって呼んでました(* ´ ꒳ `* )」


…ないちゃん