運命の恋は、お預けです。




「雪?俺と付き合って」


「…待って、私ね?」


「何、付き合ってるやついるとか?」


付き合ってるやつ?!
いるわけない!
だってないちゃんで頭いっぱいだったんだもん!

でも…
頭をよぎったの…さっきの香奈ちゃんの言葉が。


『その人に会っても、
ちゃんとその人の今の、中身見るんだよ?』

この言葉…考えたくないけど…
ないちゃんが変わってるかもだから…


「違うんだけど
…今のないちゃんを知って付き合いたい!」


「ん?」


「だ、だって8年間も、
会えなかったでしょ?
だから、今のないちゃん知らないもん!」