運命の恋は、お預けです。




「…おい」


もう、唇が触れるって時に、
男の人の声がした。


「はぁ?お前なんだよ。いいところだろ?
わかんねぇの?


「女、怖かってんじゃん。」


「ふざけるなよ!」


「いいからさっさと離せよ。」


その一言で、手首から
痛みがちょっと消えた。


「チェ!」


と、言って先輩は去っていった。


た、助けてくれた…
まるで7年前の男の子みたい…


その人の顔を見ると、
すごいイケメンさんだった。

身長高い…


「あ、あの…ありがとうございます!」


私は、その人に頭を下げる。
正直まだ怖い…


でも…お礼がさき!!