「あ、そっそんなこと……」 「そんなこと?」 「そ、そんな………こと、ないです…………」 そんなことないのかな? 遠慮しなくてもいいんだけど…… 「ほんとに〜?」 「ほんとのほんとです!」 「そう? ならいいけど」 結構ホントみたい。 しかし、安心したのも、つかの間だった。 「あ、………」 っ!? 咲良がベッドから落ちかける。 間に合って……!