「受けてたちます!!挑むところです!!」
久保田さんに向けて、叫んだ私に。
「…えっ?…決闘?!果たし状突きつけられてんの?オレ」
今度は久保田さんが、鳩が豆鉄砲を食ったような表情を浮かべている。
しばし、ぽかんと見つめあったのち、
「「ふふふ。」」
含み笑いが重なったことまで嬉しくて。
この空気を久保田さんといっしょに感じることができて、シアワセに思う。
「じゃあ、姫。夢の国までお連れいたします」
オーバーアクションで右手を差し出してくれた、久保田さん。
その手を、ゆっくりと握った。
初めて触れた手のひらは、優しくてあたたかい。
・
久保田さんに向けて、叫んだ私に。
「…えっ?…決闘?!果たし状突きつけられてんの?オレ」
今度は久保田さんが、鳩が豆鉄砲を食ったような表情を浮かべている。
しばし、ぽかんと見つめあったのち、
「「ふふふ。」」
含み笑いが重なったことまで嬉しくて。
この空気を久保田さんといっしょに感じることができて、シアワセに思う。
「じゃあ、姫。夢の国までお連れいたします」
オーバーアクションで右手を差し出してくれた、久保田さん。
その手を、ゆっくりと握った。
初めて触れた手のひらは、優しくてあたたかい。
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