ありがとう。


即座に返ってきたメッセージは、


ふふふ。


穏やかに笑っているようで。


「月曜日、19時に迎えに行きます」


優しい声が、頭の中で響いた。


ふわふわと、体の芯が熱を持っているような感覚に恥ずかしさが込み上げる。


自分のおでこに手の甲を当てて、大きく深呼吸をする。


勘違いは、しない。


大丈夫。


自分自身へ言い聞かせて、気持ちを落ち着かせた。