ダブルブルー

「…あのー、」



どれくらいの時間が経ったのか。


遠慮がちにかけられたコトバに、ふたり同時にカラダを離した。


若いっていいわねー、ふふ。シアワセそうで。


いたずらっぽく笑ってくれたのは、さきほどの女性。


階段から滑り落ちて動揺する私に、



「彼がくるまで、いっしょにいてあげる」



励まして、隣にいてくれた。