ダブルブルー

グレープフルーツの入浴剤の香りと、湯気に包まれている。


私のアパートの部屋のバスタブよりかなり広い、青さんの部屋のバスタブ。


ふたりで潜り込むには、ちょうどいい。


向かい合って、肩まで浸かるお湯は、やわらかい。


お湯に浸かって、リラックスしている青さんの姿を見つめるのは、嬉しい。


はぁーっ。


なんて、至福のため息を漏らす青さん、は。


「…青さん、青さん?そんなムボウビなカオを晒すのは、私だけの前にしといたほう、が」


そんな、私の忠告にも。


「当たり前でしょ。蒼ちゃんにしか見せられない、よ?」


その返答ひとつで、私をハッピーに導いてくれる。