ダブルブルー

青さんが今、どんな表情をしているのか確かめたくて振り返ろうとした私に、



「だめ。集中、して?」


耳元の熱い吐息に動きが止まった。


あとはただもう、青さんにされるがまま。


灯りがついていない、外とはドア1枚で繋がっている玄関で、ひたすらに愛し合う。


それは、他人から見たら滑稽なシーンかもしれない。


でも、仕方がないの、だ。


どんなに滑稽に見えても、たとえ惨めに映っても。


今、この瞬間を青さんは私と、


私は青さんと、


ただただひたすらに、共有したかっただけ。