ダブルブルー

「キスばっかしてるねぇ。ふふふ」


ま、いっか。


減るもんじゃないし、何よりオレも、蒼ちゃんにキス、したいし、ね?


セックスの最中とは打ってかわって、やわらかな熱を持った、キス。


目を閉じていても、青さんの優しさが伝わってくる。


ほんとうに。


ほんとうに、このままふたりで溶けて、混ざりあってひとつになってしまえばいい、のに。


そうしたら、朝も、雨の日も、くもりの日も。


落ち込んだときにも、楽しいことがあった日も。


同じ出来事を、同じ視点で迎えられるのに。


思わず、願ってしまう。


信じてもいない神様に?


いや、『恋』の神様、に。