ダブルブルー

柔らかなベッドの中。


私を組み敷いている、青さんのてのひら。


熱い体温が絶えず、カラダのどこかに触れている。


青さんが触れてくれた肌の上。


火傷の跡のように、シルシが残ればいいのに。


ずっとずっと消えない跡が。


「蒼ちゃん…蒼ちゃん…」


愛おしく思ってくれている感情が、青さんの声に乗っている。


青さんが呼んでくれると、お揃いの名前がもっともっともっと、輝く。


今、このベッドルームには、『シアワセ』しかない。