ダブルブルー

「『仕草』と、言いますと、ずばり、どのような?」



てのひらを向けられた青さんは、男性キャスターとカメラのこちら側をちらちらと交互に見ている。



昨夜は少し跳ねていたうしろ髪は、キレイにセットされていて、アシンメトリーのデザインの、黒いジャケットも完璧に着こなしている。



でも、しゃべり方や声色は、私の隣にいてくれる青さんと何ら、変わりはなくて。


青さん自身でいつも、私に接してくれているのだと改めて感じられて、おだやかな気持ちがやってくる。


青さん、青さん、青さん、青さん…


ココロの中を埋め尽くしてしまう、青さんの存在はしかし、正しいことのような気がする。