ダブルブルー

真っ白い、ぴったしの正方形のメモ紙。


少し、癖のある右肩上がりの文字。


それを一文字ずつ、ゆっくり読んでやっと理解をする。


白い紙ともに置かれた、鈍く光るシルバーの物体。


触れてしまったら、瞬時に溶けてなくなってしまいそうな雰囲気をはらっている。


恐れおきながら、手のひらに載せてみれば。


「あ、案外軽い」



ずっしりと、重たいのかと勝手に想像していたから、肩透かしをくらった気分。