ダブルブルー

目が覚めたら、カーテンの隙間から朝陽が差し込んでいた。


当然のことながら、私の隣に青さんの姿は、ない。


惜しむように触れた、青さんが眠っていた場所は、


「…あ。まだあったかい…」


そこに確かに、青さんがいてくれた真実を教えてくれた。


昨日までとなんにも変わらないハズの、私のちいさな部屋は、青さんがいてくれた痕跡がいたるところに散りばめられている。


乱れたシーツも、チューハイの空き缶も、冷蔵庫のハンバーグの残りも、少しだけ残ったペットボトルのミネラルウォーターも。


確かにここで、ふたりきりで過ごした証。