ダブルブルー

愛おしい、背中。


愛おしい、青さん。


それだけで十分なハズなのに。


こんなことくらいで、嫉妬するなんて恥ずかしい。


「青ちゃん!大丈夫?!ほら、水!水飲んで!!」


カラダん中のアルコール全部ぬくまで、オレ帰らないから!!


そんな青さんの宣言は、鼻の奥をつんとさせる。


「…青さん、はしゃいでるときと動揺しているときは、声が高くなりますね」


だったら今は?オレはどんな声をしているように聞こえるの?


静かで甘い声が、頭の中で響いた。