ダブルブルー

「蒼ちゃん!明日、二日酔いになっちゃうよ?」


「いいんですぅー!私が二日酔いになるくらい、どうってことないですぅー。だいたいが、二日酔いになるくらいじゃないと、さっきの忘れられないんだもぉん」


うん!わかる、わかる。気持ちはよぉーく、わかるから!とにかくそんなに飲んだらダメ!!


ほら。貸しなさい。9?あなた、9パーセントのなんて、飲んでたの?!だめだめだめだめ!!


水!今、水持ってくるから!!


急いで青さんが、水を取りにキッチンへ向かう後ろ姿を見つめた。


スーツでもなく、おしゃれなセットアップでもない、黒い長袖のTシャツとジーンズの後ろ姿。


あ、今、気が付いた。


うしろ髪がちょこっとだけ跳ねているのは、ベッドを共にしたからなのか。