ダブルブルー

「…蒼ちゃん、ほんとにちょっと、もう、さ…?」


焦っている。青さんが、とても。


まさか、これ以上がある、と…?


「…い、いやッ!これが逆だったら、オレだって嫌だし!だから、観るのやめよう?!ね?ほら、ぎゅー!ぎゅーしてあげるから!ほら!!」


「……、」


コトバ通り、私をぎゅっと抱き締めて、そのまま頭を胸に抱え込むようにする、青さん。



…と、そんなときにテレビから流れてきた音声、は…。


「…わ!わー!わー!!」


耳!耳を塞ごう!うん!それがいい!!


言いながら、両手で私の耳を塞ぎに来た青さん。


でも、隙間から聞こえるのは女性の、喘ぎ声…。