ダブルブルー

だから、昼間、人垣が割れて、蒼ちゃんと目があったとき、すげー嬉しくて。


ほんとはもう、全部放り出して蒼ちゃんをあの場でぎゅー、したかったんだよ?


でも、すんでのところで我慢して。


もう、あれだよ。自分で自分を褒めてやりたかったよ。ふふふ。


耳元の穏やかな声に、救われて。


「だからね?重いなんて、ひとっつも思ってないよ」


オレの方が重いんじゃない?ふふふ。大丈夫?