ダブルブルー

目を閉じて、青さんから肌の保水を受ける。


それは、贅沢過ぎる。


「あ!青さん。彼女の肌に化粧水を塗ってあげるCMをやったらいいですよ!その化粧水も爆売れするだろうし、もっともっと女子ファンが増えるのに!」


さも、良いアイディアだと思った、のに。


「ほぉほぉ。それをキミが言うのかい?」


逆だったら、オレはいやだけど?


なんて、くちびるを尖らせながら横を向く仕草や、逡巡するような目線は、自分の立ち位置に迷っているようで。


「青さんが、どんなお仕事をしても、私は青さんが大好き、です」


区切ったコトバで、区切った分だけ青さんに届く気がする。