ダブルブルー

ほら、蒼ちゃん。もうちょっと近くにおいで。


囁き声は、甘い。


撫でてもらいたい、頭とか、頬とか。


思いながら近づいたら、


ふふふ。猫、みたいだねぇ。


そうして、今、願っていたことはもれなく、叶う。


私の頭を撫でて、その手のひらはそのまま、頬まで落ちてくる。


「…青さんって、もしかしてエスパー?」



「ふふふ。やっと気が付いた?蒼ちゃんのことだけがわかる、エスパーだよ?」