ダブルブルー

ノーストレスの1日を終えて、すがすがしい気持ちでエレベーターに乗る。


下降するちいさな空間に比例して、気持ちは上向いて行く。


ふふふ。


自分でも気がつかない内に、頬が緩む。


慌てて、左右を目だけ動かして眺めて、下を向く。


口元も、緩む。



今日は、帰ったら何をしよう?


久しぶりにちゃんとごはんを作ろうか。


ゆっくりテレビを観て、小説を読みながら半身浴もいいな。


早くも気持ちは、リビングへ。