ダブルブルー

人だかりが激しくて、青さんの姿は見えないな。


残念。


まぁ、でもいつでも会えるし。


と、ふいに人だかりが割れて、スタッフさんと思わしき人が出てきた。


少し、離れて立っていたために、スタッフさんに連れられて歩いてきた青さんと、ばっちり目があって。


ほんの一瞬。私にだけわかる、びっくりした表情を浮かべた青さん。


遠くを眺める目線で、1度だけ私に目を合わせてくれた。


一瞬、崩れるように微笑む仕草は、眼福、だ。


この距離が、もどかしい。