ダブルブルー

そうして、私は今、モノトーンでシックにコーディネートされた、ステキな部屋のリビングにいる。


久保田さんが『良かったら、うちに来る?』誘ってくれたから。


居場所がいまいち掴めなくて、大きなソファーでちいさくなっている。


「どしたの、蒼ちゃん。そんな端っこにいなくていいから」


ふふふ。


ゆっくりしてね?


氷がたっぷりのアイスコーヒーのグラスを手渡してくれたのは、久保田さん。


で、ちょっと待ってて、ね?


黒いエプロンを着けて、微笑みを残してキッチンへ入っていく。