ダブルブルー

「久保田さん。実は、お知らせしたいことがありまして」


そんな風に話し出した私に。


「なになに?どうしたの?あらたまって」


少し、不安げな表情すら愛らしい。


その耳元に、くちびるを寄せた。


「実は私、明日一日中お休みになったんです」


「……、」


一瞬で、びっくりした表情を浮かべた久保田さん。


ウソ…、


ウソ、じゃないです、よ?


目を合わせたら、今度は花が咲くように笑ってくれた。