ダブルブルー

でもさっき、蒼ちゃんが会いたいって叫んでくれて。


お互いに気持ちが通じ合ってるんだな、って。


「嬉しくなったわけです、よ」


だから蒼ちゃん。


いっしょにいて、ね?


それだけでオレは毎日を越えてゆけるから。


蒼ちゃんがいてくれたら、どんな仕事も頑張れるから。


目深に被った帽子から覗く、優しい両目を今、見つめているのは私、だけ。


その目を見つめていちど、大きく頷いた。


そんな私を見返して、微笑んでくれた久保田さん。