ダブルブルー

とりあえず、ここに座って?


呆然としている私を、道の端っこに寄せて空いているスペースに腰を降ろすように促した久保田さん。


私の右隣に腰掛けて、右手をゆるく握ってくれた。


「今日仕事してた場所が、蒼ちゃんの会社の近くだったの。そしたらもう、蒼ちゃんに会いたくて会いたくて。だってこんなに近くにいるのに会えないなんて、悔しいじゃん」


だからね?すげー、仕事頑張っちゃった。


ふふふ。


そしたらね?思ってる以上に早く終わって。


「蒼ちゃんチャージに来ちゃった」